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専門職の声

福祉型障害児入所施設 平和寮 栄養士(H22.9入社) 関西福祉科学大学健康福祉科栄養福祉学科出身

入職したきっかけは?

学生の頃、同じ法人のケアホームでアルバイトをしていたことがきっかけで障害福祉に興味を持ちました。社会に出て働き始めてから、また縁があって今度は栄養士として働かせてもらえることになり、とても嬉しかったことを覚えています。

 

あなたにとってこの仕事の魅力とはなんでしょうか?また、苦労したことややりがいはどんなことでしょうか?

ここにいる子ども達は、家庭の事情で経験の少ない子がたくさんいます。色々なものに触れ、食べて、調理実習をしてみたりと子どもたちとたくさんの経験や初めてを一緒に見ていけるのはとても楽しいです。みんな純粋なので、楽しい・嬉しい・嫌等々色々な反応をしてくれますがそうやって色々と、私も子ども達と一緒に学ばせてもらっています。

 

ご自身で成長した点、これからの目標はどんなことでしょうか?

はじめは一人職種なこともあり、誰に何を聞いたら良いかも分からずに失敗ばかりしましたが、その都度みんなに教えてもらい、段々とできるようになってきました。一人職種だからこそ、周りとのコミュニケーションは大事だと痛感しています。

まだまだ力不足な事もたくさんありますが、子ども達と職員と、日々の生活を支える一つの歯車になれたら嬉しいなと思っています。

 

このホームページを見ている人へメッセージをお願いします。

栄養士としては、利用者さんとの距離が近いことで「おいしい!」も「もうメニューに出さんといて!!」等々、直に聞けること。楽しいです(笑)

個人的には最近、双子を出産し育休をとらせてもらっていました。体調の面もあり、早めに産休にはいらせてもらったり、復帰してからもなかなか子どもの体調不良等で休むことも多いのですが、みんなに助けられ、なんとか頑張っています!

本当にありがたいなぁと思います。

毎日バタバタと過ぎていく事が多いですが、みんな一生懸命です。職員もみんな、子どもたちの事を考え悩んだり、笑顔になったり…

エネルギッシュな職場です!

福祉型障害児入所施設 平和寮 (H23.4入社)調理員 

入職したきっかけは?

 直接子ども達の表情が見ることが出来る所で仕事をしたかった為です。


あなたにとってこの仕事の魅力とはなんでしょうか?

 「ありがとう」や「おいしかった」の一言を言ってもらえる事が意欲につながります。

 
仕事で驚いたことは何ですか
 障がい児のイメージを自分なりにもっていましたが、自分の事は自分で取り組んだり、会話が成立したり、記憶力が良かったりして驚きました。


 

福祉職を目指している方へメッセージをお願いします。

 本当に大変な仕事だと思いますが、心が通じ合う時は必ず来るので、頑張ってください。


太平 副主任・管理栄養士(H18.5入社)大手前栄養学院専門学校出身

入職のきっかけ

実は中学生の時に、将来はインテリアコーディネーターか栄養士のどちらになろうかと迷ってたんです。考えた末、冷蔵庫の中にある物から色々な食事を考えたり作ったりしたいと思い、栄養士の道を選びました。学校卒業後、栄養士として働いていましたが、結婚を機に主婦業に専念しました。でも子育てがひと段落した頃、また働きたいと思って栄養士としての仕事場を探していた時にたまたま太平を紹介してもらい、入職する事に決めました。

 

福祉施設での働く魅力は

 入職したての頃は、知的障がいを持った人と接するのは初めての上、仕事を中断していたからブランクもあって、わからない事だらけで不安でした。でも利用者の皆さんってすごく純粋ですよね。とまどってる私に声をかけてくれたり、食堂での食事を「おいしい」っていつも喜んでくれて、すぐに慣れる事ができました。それに、福祉で働く職員さんはみんなやさしいなと思います。

 

就職を考えている栄養士さんへ一言

 この仕事は、人とのコミュニケーション力がすごく大事だと思います。なぜなら職場(福祉施設)には栄養士が1人だけなので、厨房の調理員さん、業者さん、現場の支援員さんや看護師さん、ご家族さんとの連携が、何よりも重要だからです。若い頃や働き始めて間もない頃は、経験豊富な他職種の方々を相手に臆してしまって、意見をうまく言えない時があるかもしれません。私もそうでしたが働いて経験を重ねていく内に、そういうのが自然となくなって、臆することなく意見を交わしていけるように思います。経験値をつんで、利用者さんの食事をより良くするために、いっしょにがんばりましょう。

 

太平 看護師(H21.7入社)

入職のきっかけ

 私は家族を中心に生活スタイルを合わせてお仕事をしたいので、夜勤勤務の無い職場を探していました。その中、面接日の施設案内の時に、現場職員から「こんにちは」と声を掛けられました。私はこの時の気持ちを今でも覚えています。今までの医療現場では、朝でも「お疲れ様」です。お昼は「こんにちは」という挨拶であることに、改めて福祉の方々に気付かせてもらいました。この一言で温かい気持ちになり、歩んだことのない福祉に入職する決断をしました。

 

福祉施設での働く魅力は

 もちろん、医療と福祉は大きく仕事の内容が違い、異職種の職員とのかかわり方、連携は難しく、今でも戸惑う時があります。異職種と協力し合う関係にある「人の和」や声、調子を一つに合わす事の問題点にぶつかります。しかし、その問題点を乗り越えたときの魅力は、病院勤務では味わうことができません。私はご利用者に話しかける時の声、話し方、接し方をとても大切にしています。ご利用者に話しかけた際のお返事の声や表情を健康のバロメーターにもしています。話しかけた言葉により、表情が変わったり仕草があったり。その時のご利用者の表情がとてもストレートに私の心に入ってきます。

 

就職を考えている看護師さんへ一言
  
 病院勤務で経験した看護師職員として必要な基本姿勢と態度、感染予防、環境調整、生体機能の技術を根拠に基づく良質な医療に敬愛、熱意の精神と、人を思いやる思いやりの心をもつ豊かな人間愛を基盤に、尊重して仕事をすることで、必ず誰かが答えてくれます。ご利用者のピュアな心に触れてみてください。

IL伯太 看護師(H20.7入社)和歌山看護専門学校出身

・入職のきっかけ
 腰痛が酷く病院での就労が難しくなり、友人の紹介でIL伯太に入職させて頂きました。IL伯太利用者様、職員の皆様に温かく迎えて頂き、腰部痛も徐々に良くなり今は問題無い状態です。
 
 ・仕事での苦労・やりがい
 障害者支援施設での勤務は初めてで、当時は利用者さんとの関わりが難しく継続出来るか不安でした。試行錯誤を繰り返すなか、利用者さんより声を掛けてくださるようになり、利用者さんの優しさ、ピュアな心に触れ、利用者さんとの隔たりが取れたように思います。
 IL伯太は発達期(18歳未満)までに生じた知的機能の障害により、認知能力(理解、判断、思考、記憶、知覚)が全般的に遅れた水準にとどまっている状態の利用者さんの生活の場です。 利用者さん一人一人特長が有り、それぞれ育ってきた環境、色々な経験を積み重ね今の性格、人格形成が成り立っていると思われます。言葉での意思疎通が難しい利用者さんもおられますが、職員の気持ち、態度、話し方等で感じ取る豊かな感性を持ち合わせておられ、職員とコミュニケーションがとれています。またIL伯太の方針として利用者さんを中心とした考えを基本とし、人権保障、エンパワメント、自立、ノーマライゼーションとなり、達成できる方向性を導いていき支援内容を実践していく事と教えて頂きました。仕事を続けていく上で、この教えを忘れることの無い様にしていくつもりです。
  看護師としての役割は、利用者、職員の健康管理であり日常生活が問題無く過ごせるようお手伝いが出来ればと思っています。また利用者さんの異常に早く気が付けるようケア及び定期的な体重測定、血液検査、バイタル測定を実施しフィジカルアセスメントを行い、利用者さんの健康面での力になれればと考えています。
 
・成長した点・これからの目標
 入職当時と同じ仕事をしてはいけない「常に成長を」と考えていますが、思った様に成果は得られません。日々事務的な仕事が早く出来ないか取り組んでいく中、パソコン入力は以前より早く出来るようになったと思います。いろんな取り組みをし、能率よく、正確に仕事をこなし少しでも利用者さんに寄り添えるようにしていきたいと考えています。
 
 ・就職を考えている看護師さんへ
 福祉施設に入職される方は心身共に健康でなくては、利用者さんの支援をする事が難しいのではと思われます。特に心が不健康な状態では笑顔も元気も無くなり、業務に支障をきたすかもしれません。まず一人の人間として、健康で楽しく、生き甲斐を持って日々を過ごせるように積極的にセルフケアを行い、自分を大切にして、心が健康な状態で利用者さんの支援をして頂ければと思います。

さつき園・まつのき園 看護師(H18.4入社)久米田看護専門学校出身

利用者さんが似顔絵を描いてくれました☆
・入職のきっかけ
 子供が少し大きくなってきて復職先を探していた時に、今のまつのき園の先駆けとなる身体障がい者のデイサービスにめぐり会いました。面接の時に、ある女性の利用者さんから「あんたが来てくれるんけよ~」「いつから来るんよ」とかけられた一言で、『あれ?私ここで仕事していくんかな?』と妙な感じがあったのを覚えています。その方の一言だけでなく、利用者さんの笑顔や初めてなのに初めての感じがしない親近感もあり、施設全体の雰囲気がとても心地よかったというのも、こちらでお世話になりたいという大きな理由になったと思います。
 そんな御縁で始まったさつき園・まつのき園ももう今年で14年。法人としてお世話になってから早9年。御縁ですよね。 そんな御縁の中“お互い様”“いたわり支え合っていこう”の気持ちを大事にしていきたいです。
 
 
・福祉施設で働く魅力は?
 医療機関であれば、“病気を治す”目的の患者さんを中心に医師もいて、同僚の看護師や他の専門職もいるので心強いですよね。でも、医療も福祉も“対=人”は基本一緒なんですよね。ただ福祉はその人が実際生活していて、その生活の延長線上に施設があり、日中の居場所として施設があり私たちもいる。その人の“生”を支えるっていう意味では医療も福祉も同じかと…。生きていく、生活していくためにはまず元気でないとダメだと思います。利用者さん一人一人に様々な問題がありますが、何よりも前向きになるには心身が元気でないと。そういった意味でも健康管理は必要ですし、話を聞くだけでも良いかなあって思います。ただ寄り添うっていうのも福祉の看護師の一つの役割かと思います。
 理由がある時、ない時でもフッと私の元へ来てくれる、そういったときにも『あ~、私って必要とされてるんかな?』と思えますし、利用者さんの居場所がここにあるように、私の居場所もここなんですよね。だから続けてこれたんだと思っています。
 
 ・就職を考えている看護師さんへ
 福祉施設に看護師が一人っていうプレッシャーは勿論ありますが、困った時や悩んだ時、実は一人じゃないんです。周りにはたくさんの同僚がいますし、私以上に力を発揮してくれる時もあります(笑)。心強いです。それに我が法人には【看護師部会】たる部会があり、様々なことを相談し合える良き味方もおります。医療機関ではないということで不安だと思いますが、新しい世界を知る・見る、この現場だからこそという貴重な財産にもなるはずです(*^_^*)
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