福祉型障害児入所施設 平和寮

 
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スポーツ大会参加しました
2016-05-17
 
 

5月15日

大阪市長居障害者スポーツセンターにて、「第15回 大阪市障がい者スポーツ大会(卓球)」が催され、平和寮からも児童が2名、出場しました。

 

結果は1勝1敗と、2敗。

やはり彼女たちにとっては勝敗が何よりも大切で、納得できない!と、明るく落ち込んでいました。「もっと練習しておいたら良かった!」「中学校の時、何で卓球部に入らんかったんやろ」「お父さん、卓球、昔やってたのに・・・」と大興奮。何十年前まで、さかのぼるねん!と職員がびっくりするほど、ずいぶん前まで過去を振り返って後悔していました。気持ちを切り替えるまで、1試合の時間が必要な程。とっても悔しかったね。

 

でも、応援に行った職員にとっては、スポーツの勝敗って、本当はそんなに大切じゃないんやなぁと教えてもらえる、素敵な試合でした。負けた時には、右足を思いっきり地面に叩きつけ、グーにした両手を振り下ろし、「くやしーー!!」。点を取った時には、相手に敬意を表しながらも、密かに静かににんまり。

自分の感情を正直に見せられる、二人の素直さに感動。悔しがっている顔がとってもキラキラ輝いていました。素直に自分を表現することって、簡単なようで、なかなかできないことです。それを何も飾らずに見せてくれる二人に、職員として、勇気をもらえました。

 

応援に行った、二人と仲良しの児童(全盲)も、だんだんとヒートアップして、「もう一回、試合行っておいで!」「緊張せんと頑張れ」と、いつもの2倍以上の声を出して熱くなっていました。見えなくても素直なキラキラした気持ちって心に届くんだなぁ。

一生懸命、誰かを応援したいまっすぐな思いが自然とあふれ出ている彼女にも、心が温かくなりました。

 

試合には負けてしまったけれど、今日、大会に参加して本当に良かったね。3人の後ろ姿は本当にかっこよかったよ。

 
5月5日
2016-05-17
 子どもの日ということで、子どもたちと一緒に紙皿とポンポン使い、色々な鯉のぼりを作りました。

その後は、皆で完成した物を壁面に飾りました。子ども達は出来たものは見て喜んでいましたよ♪

昼食にはオムライスの卵の上に、ケチャプで鯉のぼりの模様を描いていたため、食堂に入って来ると子ども達は目をキラキラと輝かせて食べていました。

端午の節句を感じることが出来る1日でした。

 

 
嬉しいお話。
2016-03-31

31日、手荷物を抱え、地域の方が平和寮を訪問して下さりました。「毎日公園の清掃ありがとうございます。町会の会議でも話題に上がってて」との、とても嬉しいお話でした。たしかに平和寮は平日の午前中、裏の公園清掃を行っています。その姿を見て下さり、地域での話題にあげていただけたとのことでした。

「開かれた施設」「施設の社会化・地域化」という言葉は多く聞かれるようになったものの、施設はまだまだ閉鎖的な面を持っています。児童施設は保護的な要素も必要とされており、尚更かもしれません。しかし、施設は地域の方との繋がりを求めています。そういった中で見つけた、「公園清掃」という繋がりです。担当職員も毎日欠かさず行ってくれています。子ども達と一緒に清掃を行った職員もいます。そんな、ささやかな行動を評価して下さった地域の皆さんに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

 

 

「公園清掃」「防災訓練」「福祉教育」「点字講座」「つながりフェスタ(出店・ダンス発表)」等、この施設日記でも紹介させていただいている地域の皆さんとの繋がりです。想いが、少しずつ形となり始めてきました。これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 
頑張れ。
2016-03-31

 3月。予定通り、数名の子供たちが寮を卒業していきました。その子供たちが、31日に行われた職員の送別会に顔を出してくれました。平和寮を卒業して数週間、数日の彼らです。皆元気な表情をしており、久しぶりのみんなとの再会を楽しんでいました。新生活、良いスタートが切れた様子です。

 

 

新しい生活場所の「◯◯さんが優しい!」「明日から仕事や!」等といった話が、聞かれました。そんな卒業して間もない彼らとの会話ですが、ひどく懐かしく感じました。皆が皆、これからの新生活への大きな希望と少しの不安を抱えた、素晴らしい表情でした。帰り際、「わざわざありがとう!嬉しかった」と声を掛けると、「おう!」とにこやかな返答。卒業後も声を掛けると、喜んで誘いに応じてくれる彼らです。そんな彼らは今後、これまでの人生では感じることがなかったような喜びや、または悲しみも経験することでしょう。そんな時、「平和寮に報告したい」、「平和寮に相談してみようかな…」等と考えてもらえるような存在であり続けなければならない、そしてあり続けようと感じました。

 

 

「平和寮は君達のことを、いつまでも大切に思ってるからね。卒業しても変わらず心配してるよ」と、今日伝えた言葉は、どれだけ彼らの心に響いたでしょうか。少しでも心の片隅に残し、何かあった時のわずかな支えになってくれればと思います。頑張れ。
 
卒業パーティー。
2016-03-24

今月、それぞれの学校で高等部の卒業式を終えた子どもたち4名と、担当職員とでささやかな食事会を開きました。皆、3月・4月中には平和寮も卒業する予定です。


 ピザやジュースを食べながら、それぞれが平和寮で過ごした日々を、みんなで振り返りました。子どもたちはキャンプなどといった、大きな行事の思い出がやはり印象強い様子でしたね。私としても、彼・彼女達との思い出の中に、そのような行事は大きな感動として残っているのはもちろんです。最高学年としての活躍は素晴らしいものでした。しかし、その思い出と同じくらい、私は日々の平和寮の生活の中における彼らの姿が、とても印象強く残っています。元気に「ただいまー!」と下校してくる様子や、食堂で談笑している姿、部屋に来てくれて色んな話を聞かせてくれる姿など、思い出はつきません。

 

人の生活は、地味で単調なものです。そうあるべきだとも考えます。しかし、卒業を意識し始めてからの彼らの生活の一コマ一コマは、私には本当に輝いて見えました。それは、彼らが普段と違った行動をしているわけではなく、私自身の見方が変化しているのでしょう。本当に寂しくなります。「寂しなるわー!」と、私のそんな気持ちをストレートに彼らに伝えると、苦笑いを返してくれました。前回日記で書かせていただいた「区切り」は、職員にとっても大切な物かもしれませんね。彼らとの残された時間を大切に過ごし、私自身もしっかりと「区切り」をつけたいと思います。

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