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救護施設平和寮

救護施設平和寮の施設長です

救護施設ってどういう施設ですか
救護施設は生活保護法における施設です。他法他施策が優先される中、最後のセーフティーネットとして、精神疾患や身体・知的障害のある方、アルコールや薬物などの依存症のある方、DVや虐待被害を受けた方、ホームレスや矯正施設退所者など、様々な生活問題を抱えている方が生活されています。今日、日本には様々な形態の福祉施設がありますが、救護施設は福祉施設の原点とも言われています。
 
救護施設平和寮はどんな施設ですか
歴史的なことから言いますと、法人内で最初に設立された施設が救護施設平和寮であります。昭和27年5月に設立されました。ヘレンケラー女史も来日の際、施設に訪問してくれたことがあるそうです。以前は2階建ての建物でしたが、平成29年3月に施設建物を全面改築(ミネルヴァあべのと合築)しまして、今は5階建ての新しい建物になっています。次に平和寮の事業内容ですが、大きく分けると5つの事業を行っています。入所事業・居宅生活訓練事業・通所事業・作業訓練事業・グループホームの5事業です。詳しくはHP内の案内をご覧ください。最後にどんな施設ですか。に対しての返答ですが、私は明るい華やかな施設と感じています。利用者のみなさんが明るく女性のみの施設だからでしょうか。見学に来られた方には、暖かい感じがする施設ですねとよく言われます。うれしい言葉ですね。
 
一緒に働きたいと思う職員像、求める人材について教えてください
チームワークを大切にできる人、組織人として基本意識を持っている人、社会に対して貢献意識を持っている人、感謝の気持ちを忘れない人、等々…こういう人材がいいというのは、たくさんあります(笑)。でも、求める人材の一番は「面倒なことをしようとする人」ですね。利用者さんのために、同僚のために、施設のために、“面倒だけどしよう”と常に行動できる人です。面倒だし、これぐらいでいいかなと考える人は困ります。救護で働く人はそういう所が大事だと思っています。
 
施設長として平和寮をどんな施設にしたいですか
施設名の通り“平和”な施設であり続けたいです。平和寮は救護施設ということから、循環型・通過型の施設ですが、理由があって長期間入所されている方もいます。駆け込み寺の要素もある施設です。利用者さんは時代や社会背景も関係し様々な理由で利用されます。そのため、いつの時代でも、利用されている方にとって、退所された方にとっても、平和寮は安心と安らぎがある平和な施設であるべきだと思っています。ご指導よろしくお願いします。
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