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地域貢献事業

日本ヘレンケラー財団の地域貢献事業について

 日本ヘレンケラー財団では、これまで各施設において、「開かれた施設」「施設の社会化・地域化」等といった目標を掲げ、近隣地域住民の皆様や関係機関の方々との繋がりを大切に育んできました。これまでの取組みとしては、清掃活動や、防災訓練、お祭り等といった地域イベントへの参加、施設を開放しての季節行事や音楽鑑賞会、福祉講座の開催等といった取組みが挙げられます。このような各施設での取組みについては、当然これからも継続していきますし、取組み内容の更なる質の向上にも努めていきたいと考えています。
 法人設立から約70年に亘りコツコツと育んできた上記のような取組みをベースとして、平成28年度から日本ヘレンケラー財団は、法人全体としても「地域貢献事業」として地域課題への取組みをスタートさせます。
 法人全体とはいえ、北は大阪市此花区、南は阪南市とかなり拠点となる事業所の設置場所には幅があるため、法人全体を「大阪ブロック」「和泉ブロック」「阪南ブロック」の3つに分け、活動を実施することとなりました。このため、よりそれぞれの地域が抱える課題に沿った形での取組みを実施することができるのではないかと考えています。
 これから、ホームページにてそれぞれのブロックの取組みを紹介していきますので、ぜひ皆さん楽しみにしていてください。よろしくお願いいたします!

大阪ブロックの取組み

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平成30年度第4回目の会議を行いました

2018-08-29

 

  8月27日、大阪市内ブロックの第4回打ち合わせ会議を行いました。今年度から実施する、出前講演に関しての話が中心となりました。8月22日に新しく作った出前講演のチラシを持って、案内に行き、さっそく、学校から連絡をいただいたことを報告しました。小学生の子どもたちにどのようなプログラムを用意したらよいのかを話し合いました。危険がないように、でも、視覚障がい者のことをわかってもらえるように工夫していきたいと考えています。

 

平成30年度出前講演のチラシ

平成30年度第2回目の会議を行いました

2018-05-29

 

5月28日、大阪市内ブロックの第2回打ち合わせ会議を行いました。今年度は、高齢者や障害をお持ちの方が一緒に暮らされているご家庭に向け、口腔ケアの講演を計画しております。口から食事を摂るために重要な口腔ケア。たくさんのご家族の方に聞いてほしいプログラムだと思います。
 また、昨年度、好評であった谷口さんの講演は、出前講演会として、小学校や中学校などに出向いていくことを計画しています。

29年度第2回講演会実施しました!

2018-01-26
1月21日(日)に、「視覚障がいに関する福祉教育」のテーマで、今年度第2回目の講演会を実施しました。今回もまず始めに、視覚障がいの当事者でもある谷口真大さんのお話を聞かせていただき、その後アイマスク体験(食事・歩行・白杖)を行いました。
谷口先生のお話は、「自分の生き方の3つの鉄則」といったテーマを取り組まれている陸上競技等と絡めながら、とても分かりやすくお話していただきました。鉄則は、「できることは自分でやる」、「できること、できないことを伝える」、「自分のことを知る」の3つでした。中でも、「自分のことを知る」のお話の中で、つらいことがあった時は自分とコミュニケーションをとり、自分と対話し、「自分と共感する」というお話がとても印象的で、視覚障がいに関する理解という内容を越えたお話を聞かせていただけたように感じました。谷口先生、今回も素敵なお話ありがとうございました。東京パラリンピックでの金メダル、応援してます!!
谷口先生のお話の後は、アイマスク体験を行いました。食事体験では今回も、甘い、辛い等といった味の違ったお菓子と、熱いお茶と炭酸飲料をアイマスクをして飲食していただきました。歩行体験では、近くの公園まで手引きの方と一緒に行動していただき、今回はその後白杖体験も実施しました。アイマスクをすると、ご自身では真っすぐ歩いているつもりが曲がってしまったり、怖くて腰が引けてしまったり等々。「普段いかに視覚に頼って生活しているかがわかりました」、「とても良い体験をさせていただきました!」等と、参加者の方から嬉しいお言葉も頂きました。この体験が、障がいの正しい理解へ繋がればと思います。
これからも、「ヘレンケラー財団が地域にあって良かった」「あの施設が近所で良かった」等といったお言葉を地域の皆様からいただけるよう、積極的に活動していきたいと思います!今回参加していただいた皆様、本当にありがとうございました!これからも、宜しくお願い致します!

第2回講演会のご案内

2017-12-25

 

社会貢献活動 大阪市内ブロック 今年度第2回目の講演会のパンフレットが完成しました。今回は、「視覚がいのある世界ってどんなん?」というテーマで、障がい当事者の方の講演とアイマスク体験となっています!!このテーマは、夏に実施して参加者の皆様から大変好評であった内容と同様のものとなります。初めての方も、そして夏にもお越しいただいた方も、ぜひご参加いただき、視覚障がいに関する知識を深めていただければと考えています。皆様のご参加を心よりお待ちしています。詳しくはパンフレットをご覧ください。

 

☆パンフレットはこちらをクリックしてください☆

 

29年度第1回講演会実施しました!

2017-08-04
8月19日(土)に、「視覚障がいに関する福祉教育」とのテーマで講演会を実施しました。まず始めに、視覚障がいの当事者でもある谷口真大さんのお話を聞かせていただき、その後アイマスク体験(食事・歩行)を行いました。谷口さんのお話は、「自分に影響を与えた3つの出来事」といったテーマでした。一つは「お母さんの存在」、二つ目は「陸上との出会い」、最後は「一般大学への進学」でした。どの内容も本当に興味深いお話で、45分間がとても短く感じました。途中でお話されていた「甘えることの大切さ甘えてもらうことの心地良さ」といった言葉にも、心を打たれました。
その後はアイマスク体験!食事体験では、甘い、辛い等といった味の違ったお菓子と、熱いお茶と炭酸飲料をアイマスクをして飲食していただきました。歩行体験では、近くの公園まで手引きの方と一緒に行動していただきました。どちらもアイマスクをすると「不安」「怖い」といった感覚が強く、なかなか普段通り行動することが出来ない状況に陥ってしまいます。視覚に障がいのある方の体験をしていただいたということで、その体験を障がいの正しい理解に繋げていただければ嬉しいです。
参加していただいた方にはアンケートにご協力いただいたのですが、「とても良い体験ができました」や「これからも続けてほしい」等といったご感想をいただき、担当職員みんなで喜んでいました!
これからも、「ヘレンケラー財団が地域にあって良かった」「あの施設が近所で良かった」等といったお言葉を、地域の皆様からいただけるよう、積極的に活動していきたいと思います!今回参加していただいた皆様、本当にありがとうございました!これからも、宜しくお願い致します!

和泉ブロックの取組み

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11月「ふれあい食堂」開催しました

2018-11-27
 

平成30年11月17日(土)に和泉伯太住宅にて、「ふれあい食堂」を開催しました。2日前までの天気予報では雨天予報でしたが、当日は太陽が顔を出し、絶好の食堂日和となりました。前回は台風の影響で中止となり、久々の開催となりましたが、たくさんの方に来ていただきました。
メニューは「ちらしずし・小鉢・汁物・みかん」でした。参加された方から、次回のリクエストに「おでん・シチュー」などの要望が聞かれました。たくさんの方々に喜んでいただき、「また来たい!」と思っていただけるよう、担当者で協議しながら準備を進めていきます。
次回の開催は平成31年1月19日(土)の予定ですので、たくさんの方々のご参加お待ちしております。

   

5月「ふれあい食堂」開催しました

2018-06-25
 

     519日(土)いつものようにふれあい食堂を開催しました。今回のメニューは豆ごはん、かきあげ、豚汁、お漬物、ヤクルトです。いつも30食用意して、だいたい20~25人くらいの方が来て下さるのですが、なんと今回は30食全部完売致しましたsmileysmileysmiley いつもの常連さんがお友達を連れてきてくださったり、前から何かやってるみたいだけど、何やってるの?と聞いてきてくださったり、だんだん皆さんに広まって、今後は30食では足りないかもしれないと思う所です。大盛況はうれしい限りです!

3月「ふれあい食堂」開催しました

2018-03-19
 
平成30年3月17日(土)に和泉伯太住宅にお住まいの方々対象に、「ふれあい食堂」を開催しました。前日の雨天が嘘のように晴れ渡り、食堂に足を運んでいただきやすい、心地よい天候となりました。大人24名、お子さん3名の方々にご参加いただき、今までで一番の参加数となり、食堂の認知度と必要性を実感することが出来ました。
 メニューは「中華丼or皿うどんの選択メニュー・しゅうまい・ヨーグルト」と、初めての選択メニューを取り入れました。中華丼がやや人気でしたが、皿うどんを選択された方から、「普段は中華丼だけど皿うどんもおいしかったから、今度は家でも作ってみるわ!」と好評の言葉をいただきました。次回は5月19日(土)に開催予定ですので、たくさんの方々のご参加お待ちしております。次回のメニューは「豆ごはん、新玉ねぎのかきあげ、豚汁、つけもの」の予定です。
 

1月「ふれあい食堂」開催しました

2018-01-24
 
平成30年1月20日(土)に和泉伯太住宅にお住まいの方々対象に、「ふれあい食堂」を開催しました。暦のうえでは1年間で最も寒いといわれる「大寒」でしたが、ぽかぽか太陽が主役の絶好の天候となり、16名の方々にご参加いただきました。
 メニューは「クリームシチュー・ロールパン・春巻き・あじのフライ・バナナ」でした。特にクリームシチューの具材は「白菜・かぼちゃ・玉ねぎ・にんじん・ブロッコリー・コーン・きのこ類」と具だくさんで、冬に不足しがちなビタミンやミネラルをしっかり摂っていただき、身体も心も温かくなりました。次回は3月17日(土)に開催予定ですので、たくさんの方々のご参加お待ちしております。次回のメニューは「中華丼or皿うどんの選択メニュー・しゅうまい・デザート」の予定です。

9月「ふれあい食堂」開催しました

2017-10-23
 平成29年9月16日(土)に和泉伯太住宅にお住まいの方々対象に、「ふれあい食堂」を行いました。全棟一緒に開催し、23名というたくさんの方々に参加していただきました。
 メニューは「助六・なすと厚揚げの煮物・豚汁・コーヒーゼリー」でした。当日になりメニュー変更というトラブルもありましたが、住民の方々の温かい対応に、スタッフ一同助けていただきました。
 次回は11月18日(土)に開催いたしますので、たくさんの方々のご参加お待ちしております。

阪南ブロックの取組み

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第3回目の話し合い

2016-06-16
 前回の会議では「災害時の避難について」を考えたが、災害の中でも「非常時の対応」に目を向け話し合った。互いに福祉避難所として地域での役割を担っているが、保存食については確保出来ていない。以前、福祉避難所の指定を受けた際に、物資の供給は避難先や確認が取れ次第必要分は配置していく、そのため、非常食や備品の補充が十分でなくても構わないとと助言を頂いたこともある。
 
★結論の一つ 法人が行っている合同の防災訓練とは別にした方がよいと思われた。
 
事業費として7万円あり、その金額を使い非常食を購入し試食会をしてはどうか?との意見。施設職員としても、避難が終わり安全確保後には炊き出しなどがあり、その対応が出来るのかも心配する一つである。その炊き出しを、施設職員と地域の方とで協力して行い、体験の場を設けるのはどうかとの話となる。
 
★メイン 炊き出し
(炊き出しをメインにして集まるには、企画力が弱い)
 
〈以下の点を今後も検討〉
○障がい者施設の啓発を含み、両施設スタンプラリーを用いてまわってもらい見学を兼ねる。
○両者の施設で協力するにも場所をどこに設置するか。
○防災に関して言うなら、市役所との連携が出来るか、消防署との連携ができるか。
○互いに看護師が所属しているので、災害時に役立つ医務知識など。
○地域にあるものを再確認(公衆電話など)
○行事等の企画になってくるため、ワーキンググループの設置を検討。
 防災に関するならリスクマネージメント担当者や看護師、支援員で。

第2回目の話し合い

2016-05-16
 「災害時の避難について」を考える
法人として秋口に合同防災訓練を毎年企画しており、地震に対するものや災害に対しての保存食の扱い方についてなどの取り組みを行っている。施設により防火管理体制は異なっており、児童に対しては毎月の訓練実施は必須であるが、成人施設は防災計画により最低年2回の実施となっている。
 これらを話す中で、避難訓練をする際に地域の指定されている避難場所へ誘導する時も、当日出勤している職員の人数にもより避難自体困難なことは予想される。
 そうならない為には、地域住民との連携も必要とされるため、住民と協同した防災訓練を考えてはどうかと検討する。

第1回目の話し合い

2016-04-14
たんぽぽ園・さつき園まつのき園、それぞれの事業所で、現在地域へ向けて行っていることを確認。
○たんぽぽ園では、施設を活用した地域住民との交流活動や施設の一部を保護者に貸し出す取組みとして「保護者サロン」を実施。
 社会福祉協議会と協働しボランティア活動を推進し、障がい者への理解・施設の啓蒙啓発活動を実施。
○さつき園まつのき園では障がい者への理解・啓発活動として講座を年4回は設けており、七宝焼教室や防災訓練の講座内で啓発を行っている。互いの施設の活動は地域にも密着しており、現状も変わらないであろうと確認している。
 サンブライドやひまわりカフェという活動の中で、当事者の方の余暇を支援し、コミュニケーションの場を設けている。
 
★2施設が地域に対し何ができるのか?
★対象の方が成人と児童である。
 
 ということからも、まずは各施設で行っている防災についての見直しと、協力はできないだろうか?、今後も考えられる南海トラフ地震のように大災害となると、福祉避難所としての役割も大きく、単独施設だけでは対応しきれないこともあるのでは?と話し合った。
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