地域貢献事業
日本ヘレンケラー財団の地域貢献事業について
日本ヘレンケラー財団では、これまで各施設において、「開かれた施設」「施設の社会化・地域化」等といった目標を掲げ、近隣地域住民の皆様や関係機関の方々との繋がりを大切に育んできました。これまでの取組みとしては、清掃活動や、防災訓練、お祭り等といった地域イベントへの参加、施設を開放しての季節行事や音楽鑑賞会、福祉講座の開催等といった取組みが挙げられます。このような各施設での取組みについては、当然これからも継続していきますし、取組み内容の更なる質の向上にも努めていきたいと考えています。
法人設立から約70年に亘りコツコツと育んできた上記のような取組みをベースとして、平成28年度から日本ヘレンケラー財団は、法人全体としても「地域貢献事業」として地域課題への取組みをスタートさせます。
法人全体とはいえ、北は大阪市此花区、南は阪南市とかなり拠点となる事業所の設置場所には幅があるため、法人全体を「大阪ブロック」「和泉ブロック」「阪南ブロック」の3つに分け、活動を実施することとなりました。このため、よりそれぞれの地域が抱える課題に沿った形での取組みを実施することができるのではないかと考えています。
これから、ホームページにてそれぞれのブロックの取組みを紹介していきますので、ぜひ皆さん楽しみにしていてください。よろしくお願いいたします!
大阪ブロックの取組み
大阪市内ブロック 事業報告「長池地域活動協議会 ふれあいフェスティバル」
2022-11-01
2022年10月30日(日)3年ぶりに行われた「27回長池地域活動協議会ふれあいフェスティバル!」に地域貢献事業大阪市ブロックで参加してきました。
福祉の体験ブースとして、手話教室と車いす体験の間で、日本ヘレンケラー財団は点字版をつかって名前シールを作成してもらう点字体験をしてもらいました。
まだまだコロナ禍の影響で飲食のブースがなかったので、どれだけ子どもたちが来てくれるかなあと心配しましたが、日差しが暑いぐらいの秋晴れの中、約2時間ひっきりなしに子どもたちがブースに来てくれました♪
大阪市内ブロック 活動報告 「長池ふれあいフェスティバル」
2019-10-30
10月26日に開催されました「あべのつながりフェスタ」の“あべの福祉施設バル☆アテナ平和”と10月27日に開催されました「長池ふれあいフェスティバル」に法人地域貢献委員とランプちゃんが参加してきました。
長池ふれあいフェスティバルでは、平和寮の点字体験コーナーの横に目の不自由な方が使
える調理器具やオセロ、トランプ、時計などの紹介コーナーを設けまして、ランプちゃんは
オープニングセレモニーで阿倍野区社協の「あいちゃん」と一緒に来場の方々に紹介してい
ただいた後に、こどもたちと記念撮影等を行いました。長池地域活動協議会のみなさま、大
変お世話になりましてありがとうございました。
「あべのつながりフェスタ」“あべの福祉施設バル☆アテナ平和”での様子はアテナ平和の
施設日記にて紹介させていただきますので、そちらも是非ご覧ください。
大阪市内ブロック 活動報告
2019-09-30
9月23日に大阪市ブロック会議が開催されました。
会議での決定事項をいくつかお伝えしますと、
前回お伝えした「長池ふれあいフェスティバル」に法人マスコットキャラクター「ランプ
ちゃん」が登場することが決定しました!(ついに彼女の登場です!)
そして、「長池フェスティバル」の前日10月26日(土)に行われる、「あべのつながり
フェスタ」の“あべの福祉施設バル”に毎年、阿倍野区内の法人内各施設が参画しています
が、大阪市ブロックとしてもアテナ平和での催事に協力するという形で参画することにな
りました!(ここでもランプちゃんが登場します!)
※アテナ平和では当日のボランティアを募集しています!(貼り付けのポスターを参照ください)
大阪市内ブロック 活動報告
2019-09-13
先日、大阪市内ブロック会議が開催されました。前回お伝えしまた、3つの軸の活動についての、日程や動向について話をしました。
今回は、3つの軸の内の一つである、阿倍野区地域主催のイベントに参加「ユニバーサルデザインの紹介!」について少しお話ししたいと思います。
毎年開催されております、地域イベントの「長池ふれあいフェスティバル」に救護平和寮は
点字体験などを行うブースを毎年出展させていただいておりますが、そこに今年は一施設としてではなく、法人(大阪市ブロック)として参画することになりました!!
そこで、今年は点字体験+「ユニバーサルデザインの紹介!」、そして彼女も登場するのかぁ!?
次回の報告をお楽しみに!
大阪市内ブロック 活動報告
2019-07-02
昨年度は「小学校への福祉教育」や「地域のみなさまに向けた学習会」を開催しましたが、
今年度は、3つの活動を軸に事業を開催していこうと、計画を進めています。
ちょこっと、ご報告させて頂きます!
1つ目は→ 小学校への福祉教育
「障がいは個性、みんな違ってそれでいい!」をテーマに障がい啓発を目的とした学習会
2つ目は→ 福祉系専門学校への福祉教育
「障がい者理解や福祉職について知ろう!」
3つ目は→ 阿倍野区地域主催のイベント参加
「身近なユニバーサルデザインの紹介!」
それから、それから・・・・
ヘレンケラー財団公式マスコット!「ランプちゃんのノベルティグッズつくちゃお!」も計画しています!
いずれも詳細が決まれば、ホームページでもお知らせさせて頂きます。
地域貢献事業では、地域の皆様のニーズにお応えできる、貢献活動の実践を考えており、先日も阿倍野区まちづくりセンターが主催された「あべのほっとカフェ2019」に参加してきました。当日は「地域への発信;広報」という角度から、阿倍野区内での取り組みや課題などについてお話を伺い、地域の皆さんの熱心な活動内容にふれることが出来ました。これからも、より身近でご意見が聞ける、顔と顔が見える関係を大切にしながら、法人の貢献事業として何ができるのか、考えていきたいと思います。m(__)m
和泉ブロックの取組み
11月「ふれあい食堂」開催しました
2018-11-27
平成30年11月17日(土)に和泉伯太住宅にて、「ふれあい食堂」を開催しました。2日前までの天気予報では雨天予報でしたが、当日は太陽が顔を出し、絶好の食堂日和となりました。前回は台風の影響で中止となり、久々の開催となりましたが、たくさんの方に来ていただきました。
メニューは「ちらしずし・小鉢・汁物・みかん」でした。参加された方から、次回のリクエストに「おでん・シチュー」などの要望が聞かれました。たくさんの方々に喜んでいただき、「また来たい!」と思っていただけるよう、担当者で協議しながら準備を進めていきます。
次回の開催は平成31年1月19日(土)の予定ですので、たくさんの方々のご参加お待ちしております。
5月「ふれあい食堂」開催しました
2018-06-25
5月19日(土)いつものようにふれあい食堂を開催しました。今回のメニューは豆ごはん、かきあげ、豚汁、お漬物、ヤクルトです。いつも30食用意して、だいたい20~25人くらいの方が来て下さるのですが、なんと今回は30食全部完売致しました いつもの常連さんがお友達を連れてきてくださったり、前から何かやってるみたいだけど、何やってるの?と聞いてきてくださったり、だんだん皆さんに広まって、今後は30食では足りないかもしれないと思う所です。大盛況はうれしい限りです!
3月「ふれあい食堂」開催しました
2018-03-19
平成30年3月17日(土)に和泉伯太住宅にお住まいの方々対象に、「ふれあい食堂」を開催しました。前日の雨天が嘘のように晴れ渡り、食堂に足を運んでいただきやすい、心地よい天候となりました。大人24名、お子さん3名の方々にご参加いただき、今までで一番の参加数となり、食堂の認知度と必要性を実感することが出来ました。
メニューは「中華丼or皿うどんの選択メニュー・しゅうまい・ヨーグルト」と、初めての選択メニューを取り入れました。中華丼がやや人気でしたが、皿うどんを選択された方から、「普段は中華丼だけど皿うどんもおいしかったから、今度は家でも作ってみるわ!」と好評の言葉をいただきました。次回は5月19日(土)に開催予定ですので、たくさんの方々のご参加お待ちしております。次回のメニューは「豆ごはん、新玉ねぎのかきあげ、豚汁、つけもの」の予定です。
1月「ふれあい食堂」開催しました
2018-01-24
平成30年1月20日(土)に和泉伯太住宅にお住まいの方々対象に、「ふれあい食堂」を開催しました。暦のうえでは1年間で最も寒いといわれる「大寒」でしたが、ぽかぽか太陽が主役の絶好の天候となり、16名の方々にご参加いただきました。
メニューは「クリームシチュー・ロールパン・春巻き・あじのフライ・バナナ」でした。特にクリームシチューの具材は「白菜・かぼちゃ・玉ねぎ・にんじん・ブロッコリー・コーン・きのこ類」と具だくさんで、冬に不足しがちなビタミンやミネラルをしっかり摂っていただき、身体も心も温かくなりました。次回は3月17日(土)に開催予定ですので、たくさんの方々のご参加お待ちしております。次回のメニューは「中華丼or皿うどんの選択メニュー・しゅうまい・デザート」の予定です。
阪南ブロックの取組み
第3回目の話し合い
2016-06-16
前回の会議では「災害時の避難について」を考えたが、災害の中でも「非常時の対応」に目を向け話し合った。互いに福祉避難所として地域での役割を担っているが、保存食については確保出来ていない。以前、福祉避難所の指定を受けた際に、物資の供給は避難先や確認が取れ次第必要分は配置していく、そのため、非常食や備品の補充が十分でなくても構わないとと助言を頂いたこともある。
★結論の一つ 法人が行っている合同の防災訓練とは別にした方がよいと思われた。
事業費として7万円あり、その金額を使い非常食を購入し試食会をしてはどうか?との意見。施設職員としても、避難が終わり安全確保後には炊き出しなどがあり、その対応が出来るのかも心配する一つである。その炊き出しを、施設職員と地域の方とで協力して行い、体験の場を設けるのはどうかとの話となる。
★メイン 炊き出し
(炊き出しをメインにして集まるには、企画力が弱い)
〈以下の点を今後も検討〉
○障がい者施設の啓発を含み、両施設スタンプラリーを用いてまわってもらい見学を兼ねる。
○両者の施設で協力するにも場所をどこに設置するか。
○防災に関して言うなら、市役所との連携が出来るか、消防署との連携ができるか。
○互いに看護師が所属しているので、災害時に役立つ医務知識など。
○地域にあるものを再確認(公衆電話など)
○行事等の企画になってくるため、ワーキンググループの設置を検討。
防災に関するならリスクマネージメント担当者や看護師、支援員で。
第2回目の話し合い
2016-05-16
「災害時の避難について」を考える
法人として秋口に合同防災訓練を毎年企画しており、地震に対するものや災害に対しての保存食の扱い方についてなどの取り組みを行っている。施設により防火管理体制は異なっており、児童に対しては毎月の訓練実施は必須であるが、成人施設は防災計画により最低年2回の実施となっている。
これらを話す中で、避難訓練をする際に地域の指定されている避難場所へ誘導する時も、当日出勤している職員の人数にもより避難自体困難なことは予想される。
そうならない為には、地域住民との連携も必要とされるため、住民と協同した防災訓練を考えてはどうかと検討する。
第1回目の話し合い
2016-04-14
たんぽぽ園・さつき園まつのき園、それぞれの事業所で、現在地域へ向けて行っていることを確認。
○たんぽぽ園では、施設を活用した地域住民との交流活動や施設の一部を保護者に貸し出す取組みとして「保護者サロン」を実施。
社会福祉協議会と協働しボランティア活動を推進し、障がい者への理解・施設の啓蒙啓発活動を実施。
○さつき園まつのき園では障がい者への理解・啓発活動として講座を年4回は設けており、七宝焼教室や防災訓練の講座内で啓発を行っている。互いの施設の活動は地域にも密着しており、現状も変わらないであろうと確認している。
サンブライドやひまわりカフェという活動の中で、当事者の方の余暇を支援し、コミュニケーションの場を設けている。
★2施設が地域に対し何ができるのか?
★対象の方が成人と児童である。
ということからも、まずは各施設で行っている防災についての見直しと、協力はできないだろうか?、今後も考えられる南海トラフ地震のように大災害となると、福祉避難所としての役割も大きく、単独施設だけでは対応しきれないこともあるのでは?と話し合った。