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地域貢献事業

日本ヘレンケラー財団の地域貢献事業について

 日本ヘレンケラー財団では、これまで各施設において、「開かれた施設」「施設の社会化・地域化」等といった目標を掲げ、近隣地域住民の皆様や関係機関の方々との繋がりを大切に育んできました。これまでの取組みとしては、清掃活動や、防災訓練、お祭り等といった地域イベントへの参加、施設を開放しての季節行事や音楽鑑賞会、福祉講座の開催等といった取組みが挙げられます。このような各施設での取組みについては、当然これからも継続していきますし、取組み内容の更なる質の向上にも努めていきたいと考えています。
 法人設立から約70年に亘りコツコツと育んできた上記のような取組みをベースとして、平成28年度から日本ヘレンケラー財団は、法人全体としても「地域貢献事業」として地域課題への取組みをスタートさせます。
 法人全体とはいえ、北は大阪市此花区、南は阪南市とかなり拠点となる事業所の設置場所には幅があるため、法人全体を「大阪ブロック」「和泉ブロック」「阪南ブロック」の3つに分け、活動を実施することとなりました。このため、よりそれぞれの地域が抱える課題に沿った形での取組みを実施することができるのではないかと考えています。
 これから、ホームページにてそれぞれのブロックの取組みを紹介していきますので、ぜひ皆さん楽しみにしていてください。よろしくお願いいたします!

大阪ブロックの取組み

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29年度4回目の打ち合わせ会議をしました

2017-08-04

819日に実施予定の「視覚障がいに関する福祉教育」の最終検討を行いました!チラシの配布先の確認や、当日の役割分担などを行い、いよいよ当日に向けて気持ちも高まってきました!!今回は、障がいのある当事者の方の講演と、アイマスク体験という盛りだくさんの内容となっています。主催する側も今からとても楽しみです!!ぜひぜひ、皆様お誘いあわせの上、ご参加下さいね!!

今年度第1回目の講演会のお知らせです!

2017-07-25
社会貢献活動 大阪市内ブロック 今年度第1回目の講演会のパンフレットが完成しました。今回は、「視覚障がい者に関する福祉教育」というテーマで、障がい当事者の方の講演とアイマスク体験となっています!!皆様のご参加を心よりお待ちしています。詳しくはパンフレットをご覧ください。
 
 
 

29年度3回目の打ち合わせ会議をしました

2017-06-29

今年度は福祉教育をテーマとして掲げ、講演会を実施していこうと考えています。

今回の打ち合わせでは、講演会の内容と開催日等について検討しました。

予定では、8月中に視覚障がいに関する講演会を阿倍野区で実施する予定です!

パンフ等完成した際には、地域への配布だけでなく、ホームページにも掲載する予定ですので、楽しみにしておいて下さいね!

スペシャルゲストに登壇していただく予定です!!

宜しくお願い致します!!

第3回講演会

2017-03-02

222日、大阪市内ブロック主催の第3回講演会を開催しました。テーマはこれまでの流れを継続し、「少し気になるこどもの対応について」との発達障害児支援に関する内容を掲げました。講師も、これまで同様大阪総合保育大学 高田昭夫先生に来ていただきました。

今回は保育士の方を中心に専門職の方を対象としたこともあり、参加申し込みをいただいた方に事前アンケートも実施し、より参加していただく皆様のニーズに沿った形での講演会の開催を心掛け実施しました。

まず始めに高田先生より発達障害に関する基本的な知識についてのお話を聞かせていただきました。社会構造や環境因子が原因となり、発達障害のある子どもたちは増加してきていると考えられているとのことです。実際には社会構造の変化(ICT機器の増加や映像などの刺激の強化、様々な影響による子供たちの睡眠バランスの崩れ)から、発達障害ではないのに、行動上に同じような課題を有する子供たちが増加してきている様子です。子どもたちと関わる専門職として、また大人として、親として、子どもたちと関わる際に注意すべきポイントや当然のごとく行っていたこと等も、子どもたちにとっては本当にマイナス的な影響が大きいということを知ることができました。このような知識は、より広く一般的にもっと普及させていくべきであると感じることができ、大変興味深い内容でした。講演会の後半は、会場にお越しいただいた参加者の皆さんからの質問に高田先生が答えるという形式で、進行させていただきました。保育所での子どもたちとの関わりについてのお話が多かったですね。性別や年齢、普段の様子の情報をその場で確認し、その後的確にそれぞれの質問に対してアドバイスを送られている高田先生の姿に、スタッフ一同感心させられました。全部で6つのご質問をいただき、講演会終了となりました。

参加していただいた皆様は、第3回目の講演会いかがだったでしょうか?基礎知識と現場での困りごとに関する質疑応答ということで、より実践的な内容をお届けすることができたのではないでしょうか。今回も高田先生には大変貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

 

今年度の大阪市内ブロックの社会貢献活動は、今回の講演会でひとまず終了ということになります。来年度以降もこの社会貢献活動は継続していく予定で、今年度の経験を踏まえ、さらに地域の皆様のニーズに即した形での取り組みを実施していく予定です。計画が決まり次第、お知らせさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

講演会の様子

2017-03-02

和泉ブロックの取組み

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『すみのえ育』さんの交流会に参加

2016-05-02
 これから「こども食堂」を始めようとしている方々の集まりがあるとお声を掛けていただき、『すみのえ育』さん主催の交流会に参加させていただきました。住之江区に関係する行政、福祉関係の方、個人で『すみのえ育』さんを支えておられる方が参加されており、『すみのえ育』さんが立ち上げる時にどのように活動されたか、これから「こども食堂」を始めるにはどういったことをクリアしていくのか、それぞれの立場で現状や課題等を話されました。私達はまだ「こども食堂」をやろうかという入口。交流会での意見を大切に持ち帰らせていただき、一つ一つ検討していくところです。

こども食堂の見学

2016-04-27
 
『すみのえ育(はぐ)』さんに見学に行かせていただきました。住之江区の市営住宅を拠点として活動されており、毎月第2・4の水・木にこども食堂を開催されています。第2・4水曜は子供だけでなく高齢者の方もOKで、私たちはその水曜日にお邪魔しました。
 17時からですが、すでにご婦人が4名ほど座っておられ、談笑しながら調理されている食事を待っていらっしゃいました。メニューはトロカレイのムニエル、豆腐と豆苗の豆乳スープ、無農薬野菜のグリーンサラダ、無農薬玉ねぎとカイワレの卵とじ、雑穀米。おいしそうな写真を撮っている間に次々にご婦人が訪れます。また、子供たちも5人ほど集まり、わいわい話をしながら食事がすすんでいました。

第1回会議

2016-04-11
 4月11日(月)、太平、じょいふるはかた、IL伯太の3事業所にて、この伯太町に貢献できる事業は何かと相談しました。
 和泉市ブロックでは、「こども食堂」を考えようということになり、ネットで検索。大阪府下で実施されているところへ見学に行く段取りを行ない、「こども食堂」を行なうにあたって必要なネットワークや方法等を洗い出すことにしました。

阪南ブロックの取組み

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第3回目の話し合い

2016-06-16
 前回の会議では「災害時の避難について」を考えたが、災害の中でも「非常時の対応」に目を向け話し合った。互いに福祉避難所として地域での役割を担っているが、保存食については確保出来ていない。以前、福祉避難所の指定を受けた際に、物資の供給は避難先や確認が取れ次第必要分は配置していく、そのため、非常食や備品の補充が十分でなくても構わないとと助言を頂いたこともある。
 
★結論の一つ 法人が行っている合同の防災訓練とは別にした方がよいと思われた。
 
事業費として7万円あり、その金額を使い非常食を購入し試食会をしてはどうか?との意見。施設職員としても、避難が終わり安全確保後には炊き出しなどがあり、その対応が出来るのかも心配する一つである。その炊き出しを、施設職員と地域の方とで協力して行い、体験の場を設けるのはどうかとの話となる。
 
★メイン 炊き出し
(炊き出しをメインにして集まるには、企画力が弱い)
 
〈以下の点を今後も検討〉
○障がい者施設の啓発を含み、両施設スタンプラリーを用いてまわってもらい見学を兼ねる。
○両者の施設で協力するにも場所をどこに設置するか。
○防災に関して言うなら、市役所との連携が出来るか、消防署との連携ができるか。
○互いに看護師が所属しているので、災害時に役立つ医務知識など。
○地域にあるものを再確認(公衆電話など)
○行事等の企画になってくるため、ワーキンググループの設置を検討。
 防災に関するならリスクマネージメント担当者や看護師、支援員で。

第2回目の話し合い

2016-05-16
 「災害時の避難について」を考える
法人として秋口に合同防災訓練を毎年企画しており、地震に対するものや災害に対しての保存食の扱い方についてなどの取り組みを行っている。施設により防火管理体制は異なっており、児童に対しては毎月の訓練実施は必須であるが、成人施設は防災計画により最低年2回の実施となっている。
 これらを話す中で、避難訓練をする際に地域の指定されている避難場所へ誘導する時も、当日出勤している職員の人数にもより避難自体困難なことは予想される。
 そうならない為には、地域住民との連携も必要とされるため、住民と協同した防災訓練を考えてはどうかと検討する。

第1回目の話し合い

2016-04-14
たんぽぽ園・さつき園まつのき園、それぞれの事業所で、現在地域へ向けて行っていることを確認。
○たんぽぽ園では、施設を活用した地域住民との交流活動や施設の一部を保護者に貸し出す取組みとして「保護者サロン」を実施。
 社会福祉協議会と協働しボランティア活動を推進し、障がい者への理解・施設の啓蒙啓発活動を実施。
○さつき園まつのき園では障がい者への理解・啓発活動として講座を年4回は設けており、七宝焼教室や防災訓練の講座内で啓発を行っている。互いの施設の活動は地域にも密着しており、現状も変わらないであろうと確認している。
 サンブライドやひまわりカフェという活動の中で、当事者の方の余暇を支援し、コミュニケーションの場を設けている。
 
★2施設が地域に対し何ができるのか?
★対象の方が成人と児童である。
 
 ということからも、まずは各施設で行っている防災についての見直しと、協力はできないだろうか?、今後も考えられる南海トラフ地震のように大災害となると、福祉避難所としての役割も大きく、単独施設だけでは対応しきれないこともあるのでは?と話し合った。
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