本文へ移動

OCA委員会

OCA委員会(趣旨・目的)

<趣旨>OCA委員会(Ombudsman Caravan Activity)は、各事業所における支援の向上及び施設におけるハード面改善、危険回避につながることを目的とした理事長の諮問機関とする。
<目的>OCA委員会は、①定期的に各施設を訪問・巡回し、利用者の支援内容及び問題点等の検討、②先駆的事業の開発・推進に関すること、③建物の危険個所のチェック、④カリキュラム(日課・活動)の見直し の業務を行うことにより、利用者の人権を尊重し、利用者本位の支援がなされているかを検証し、また、施設内外におけるハード面の危険箇所等の指摘を行うことにより、事故等を未然に防止することを目的とする。

OCA委員会活動報告一覧

RSS(別ウィンドウで開きます) 

OCA委員会 ~活動状況~

2023-04-24
 
 3月11日(土)に今年度最後となるOCA委員会の会合を開催しました。今回は委員会の活動内容の総括をするため、法人の「福祉サービス質の向上推進委員会」と合同で開催しました。太平・アテナ平和・児童平和寮それぞれでの一年間の活動内容を振り返り、質の向上委員会のメンバーからの批評を受けました。
 各施設での活動は新型コロナウィルスの影響もあり全体的にスローペースではありましたが、施設を訪問させて頂くことで少しずつ変化が生じてきているように思われます。その変化を次年度でより良い物にできるよう、委員会メンバー各々で展望を発表しました。
 この一年を振り返り、実際にオンブズマンとして活動されていた方も仰っていましたが、OCA委員会は施設の問題点を指摘するのではなく、その施設のスタッフと並走しながら共に考えていく姿勢が大事なのだと感じました。次年度は委員会に若干のメンバー変更がありますが、引き続きOCA委員会としての役目を果たせるよう頑張っていきたいと思います。
 



 

OCA委員会 ~活動状況~

2023-03-02
 昨年8月から日記が途絶えており、申し訳ありませんでした。コロナの影響や訪問する事業所の都合で委員会の活動が思う様に進まずにいましたが、年末・年明けで会合を行うことができ、直近では次年度の計画の話もまとまりつつあります。
 現在、OCA委員会の訪問の対象になっている「障害者支援施設 太平」「福祉型障害児入所施設 平和寮」「障害者支援施設 アテナ平和」ではOCA委員会の活動による効果が少しずつ出てきているようですが、まだまだ委員会が目的とする「各事業所における支援の向上及び施設におけるハード面改善、危険回避につなげる」という面では不十分です。
 次回は3月上旬に法人で行っている別の委員会「質の向上委員会」と会合を共にし、さらに活動内容の強化を図っていきたいと思います。



 

令和4年度 第3回 OCA委員会 ~会議を行ないました!~

2022-08-19
こんにちは。OCA委員会です。
  新型コロナウィルスが猛威を振るう第七波の中、開催が危ぶまれたOCA委員会の会合ですが、ソーシャルディスタンスで時短という条件のもと7月末に実施致しました。メンバーも全員参加とはいきませんでしたが、それでも今後の活動についての検討がどうしても必要でした。
 各施設への委員会メンバーの訪問も当面は中止ということになり、委員会の活動をどう行っていくか?議論の末、各事業所における昨年度の事業報告と今年度の事業計画の内容を精査しようということになりました。また一同介しての会合は中止し、リモートで会議を行う事としました。
 これまでとまた別の形で活動していくこととなりましたが、OCA委員会の活動の目的は変わりません。
皆様、これからもOCA委員会の活動にご理解ご協力下さいますよう、よろしくお願い致します。


 

令和4年度 第2回 OCA委員会 ~施設訪問しました!~

2022-08-16
 暑さも増し、いよいよ夏本番という今日この頃ですが、これまで新型コロナウィルスの影響で滞っていたOCA委員会の活動もいよいよ本格始動していますので、今回は6月25日に行われました委員会の会議のご報告をさせて頂きます。
  現在、OCA委員会の活動対象となっているのは和泉市“障害者支援施設 太平”と阿倍野区“障害者支援施設 アテナ平和”と“福祉型障害児入所施設 平和寮”の3施設です。それぞれの施設へOCA委員会内で編成した担当グループが訪問し、ご利用者・スタッフへのインタビューや、施設内見学を行ってソフト・ハード面における不適切支援・危険個所等の指摘を行います。
 6月にOCA委員会が訪問し、スタッフへインタビューのさせて頂いた内容についてご報告差しあげます。
 
【太平】
・初訪問の委員会スタッフへパワーポイントを用いて丁寧に事業の概要を説明してくれた。
・全体的に建物の老朽化が進んでいるが、露骨に傷んでいる箇所には壁紙を貼るなどの工夫が成されており、事前に聞いていた程の“古い”という印象は受けなかった。
・コロナ禍で外出・帰宅が制限されているが、敷地面積が広い事から閉鎖的な印象は薄かった。
・スタッフがご利用者のストレスフリーに努めており、実際にご利用者はのびのびと過ごされていた。
 
【アテナ平和】
・事前に施設の概要を伺っていたが、実際に訪問すると入所ご利用者の生活フロアにおける危険個所が多く見受けられた。
・縦型にフロアで分かれており、スタッフ間のコミュニケーションが十分にとれていない場面がある。
・デジタル化を図り、情報共有における利便性を高めたいが、コストの問題があって実現できていない。
・入所ご利用者の多くがマスクの着用が困難で、十分な外出ができていないが、徐々に緩和していくコロナ禍の状況の中で、ようやくドライブへ出られるようになった。
・生活フロアがユニットで区切られていることから窮屈さを感じてしまう。
 
【児童平和寮】
・2階の大広間(プレイルーム)において、以前は出来ていなかった「目的に応じた分離」という改善が成されていた。
・担当職員へ話を聞いて欲しいという訴えを続ける児童がいたが、担当職員は別の業務に手を追われており、対応することが困難という場面に遭遇。日々こういった“人手がなく、すぐに対応できない”という場面が多いとのこと。
・委員会側から現場スタッフへ「困っている事は?」という質問に対し、「事務をする時間がない」「担当業務を勤務時間内でこなすことができない」という声が多く上がっているが、全体的に仕事に対し“辛い”“過酷”という印象は持っておらず、それ以上の困っている事への意見は挙がらなかった。
 
以上になります。OCA委員会として各施設の質の向上にどれだけ携われるかは分かりませんが、少しでもご利用者・その現場で働くスタッフの力になれるよう努力したいと思います。また7月の会合を経て、進捗情報を挙げたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
 


 
障害者支援施設 太平
障害者支援施設 アテナ平和
福祉型障害児入所施設 平和寮

令和4年度 第1回 OCA委員会 ~再始動しました!~

2022-05-31
 皆様、この「OCA」という言葉に聞き覚えがありますでしょうか?
「Ombudsman Caravan Activity」の頭文字をとったもので、その内容は「ご利用者の人権を尊重し、ご利用者本位の支援がなされているかを検証します。また、施設内外におけるソフト面・ハード面の両面における不適切支援・危険個所等の指摘を行うことにより、事故等を未然に防止し、支援の向上に寄与する」というものです。
 具体的にはヘレンケラースタッフと“NPO法人 キャンピズ”のスタッフの方とチームを組み、ヘレンケラー財団の事業所を訪問します。スタッフ・ご利用者へインタビューをしたり、実際に現場に入ってその施設の支援内容や問題点を客観的に見て改善を図っています。
 新型コロナウィルスの影響で、丸2年間活動できていませんでしたが、ようやくこの4月から活動を再開できることとなりました。今年度から委員会には新しいメンバーも加わり、これから心機一転頑張っていこうと思いますので、今後のOCA委員会の取り組みにどうぞご期待ください


 
TOPへ戻る