福祉型障害児入所施設 平和寮

 
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頑張れ。
2016-03-31

 3月。予定通り、数名の子供たちが寮を卒業していきました。その子供たちが、31日に行われた職員の送別会に顔を出してくれました。平和寮を卒業して数週間、数日の彼らです。皆元気な表情をしており、久しぶりのみんなとの再会を楽しんでいました。新生活、良いスタートが切れた様子です。

 

 

新しい生活場所の「◯◯さんが優しい!」「明日から仕事や!」等といった話が、聞かれました。そんな卒業して間もない彼らとの会話ですが、ひどく懐かしく感じました。皆が皆、これからの新生活への大きな希望と少しの不安を抱えた、素晴らしい表情でした。帰り際、「わざわざありがとう!嬉しかった」と声を掛けると、「おう!」とにこやかな返答。卒業後も声を掛けると、喜んで誘いに応じてくれる彼らです。そんな彼らは今後、これまでの人生では感じることがなかったような喜びや、または悲しみも経験することでしょう。そんな時、「平和寮に報告したい」、「平和寮に相談してみようかな…」等と考えてもらえるような存在であり続けなければならない、そしてあり続けようと感じました。

 

 

「平和寮は君達のことを、いつまでも大切に思ってるからね。卒業しても変わらず心配してるよ」と、今日伝えた言葉は、どれだけ彼らの心に響いたでしょうか。少しでも心の片隅に残し、何かあった時のわずかな支えになってくれればと思います。頑張れ。
 
卒業パーティー。
2016-03-24

今月、それぞれの学校で高等部の卒業式を終えた子どもたち4名と、担当職員とでささやかな食事会を開きました。皆、3月・4月中には平和寮も卒業する予定です。


 ピザやジュースを食べながら、それぞれが平和寮で過ごした日々を、みんなで振り返りました。子どもたちはキャンプなどといった、大きな行事の思い出がやはり印象強い様子でしたね。私としても、彼・彼女達との思い出の中に、そのような行事は大きな感動として残っているのはもちろんです。最高学年としての活躍は素晴らしいものでした。しかし、その思い出と同じくらい、私は日々の平和寮の生活の中における彼らの姿が、とても印象強く残っています。元気に「ただいまー!」と下校してくる様子や、食堂で談笑している姿、部屋に来てくれて色んな話を聞かせてくれる姿など、思い出はつきません。

 

人の生活は、地味で単調なものです。そうあるべきだとも考えます。しかし、卒業を意識し始めてからの彼らの生活の一コマ一コマは、私には本当に輝いて見えました。それは、彼らが普段と違った行動をしているわけではなく、私自身の見方が変化しているのでしょう。本当に寂しくなります。「寂しなるわー!」と、私のそんな気持ちをストレートに彼らに伝えると、苦笑いを返してくれました。前回日記で書かせていただいた「区切り」は、職員にとっても大切な物かもしれませんね。彼らとの残された時間を大切に過ごし、私自身もしっかりと「区切り」をつけたいと思います。

 
区切り。
2016-03-21

 桜の蕾が膨らみ始めてきました。花びらもちらほらと見えてきている様子です。

 3歳から18歳までの子ども達が生活する平和寮では、3月にたくさんの子ども達が、それぞれの学校や幼稚園で卒業式や卒園式を迎えます。今年度も平和寮は、5か所の卒業式に関わらせていただきました。

 式には職員も参加させていただいています。キリっとした表情を見せ、式に参加している子ども達を見ると、こちらにも緊張感が走ります。「おめでとう」と式場で声をかけると、ハニカミ笑いをみせてくれる子や、細かく手を振ってくれる子、また、状況を踏まえて表情を崩さず視線だけ合わせてくれる子等、子ども達の色んな様子が伺えます。帰寮後にも、再度「おめでとう」と声をかけると、緊張感から解放され普段の柔らかな表情で、「ありがとうー!」と返事を返してくれたり、照れて笑いながら逃げてしまったりと、楽しい姿を見せてくれます。

 そんな中、感じたことがあります。それは、区切りの大切さです。今回のテーマである卒業もそうですが、入学や進級、誕生日も区切りの一つと言えるのではないでしょうか。そのような区切りにしっかりと、それぞれの子ども達と一緒に「向き合うことができてるかな?」、「私たち職員は、それぞれの区切りを迎えた子ども達に負けないぐらいの意識で、そこを迎えることができてるかな?」と。平和寮は生活施設です。36524時間子ども達と生活を共にし、様々な喜びや楽しみ、そして時には悲しみを共有するのですが、日々の生活の慌しさに目を奪われ、その区切りをしっかりと一緒に見つめることができてるのかな?と、ふと感じました。
区切りとの向き合い方は、今後の人生においてとても重要な意味を持つと考えます。「おめでとう」と声を掛ける事、また一緒にこれまでの生活を振り返ること、子ども達の新生活についての気持ちや思いを汲み取ってみること等、できることはたくさんあるかと思います。「今以上に、もっともっと、子ども達とこんな関わりがしたいな」と感じました。

 

そんな気持ちを抱え、部屋で仕事をしていると、「この行事、卒業生を対象に実施したいんですけど、どうでしょう?」と、職員より話がありました。

「さすが」、心配はいらなかった様子です。

 

これからも、節目節目の関わりやイベントを、大切にしていきたいと思います。

 

「みんな、おめでとうー!」

 
体験実習!!
2016-03-14

(社福)日本ヘレンケラー財団では、4月採用の新人職員さんを対象に事前実習を実施しています。新人職員さん自身にも、職場にも好評で、毎年この時期にはそれぞれの施設がフレッシュな雰囲気に包まれます。

この3月にも、平和寮に新人職員さんが実習に来てくれました。先日2週間の実習を終え、振り返りの中で以下のような感想をお話してくれました。

 

2週間の研修の中でたくさんの子ども達と関わり、1人ひとりに応じたサポートをすることの難しさを、改めて痛感しました。子ども達の生活の中に入るのは大きな勇気がいりましたが、一緒にご飯を食べたりしているうちに、そういった気持ちは無くなり、楽しく過ごせるようになっていました。今後、職員としてOTTを心がけ、頑張っていきます!」

 

 大きな不安と緊張の中での実習だったと思うのですが、職員としての始めの壁は上手に乗り越えることができた様子ですね!子ども達の和の中に、自然と入り込んでいる姿がとても印象的で、これからの平和寮での活躍が目に浮かぶようでした!「OTT」を早速言葉にしてくれているところも素晴らしい~。採用時研修した甲斐があります!!

 

 実習お疲れ様でした、4月から宜しくお願いします!!一緒にたくさん楽しみましょうー!!

 
実践活動報告会。
2016-03-11
 「頑張っていってきま―す!!」
 大阪市障害児・者連絡協議会にて、実践活動報告会が3月4日に実施され、平和寮もその場で、発表をさせていただきました。「こういうの苦手なんです、、、」、と話する職員でしたが、終わった後は、「質問もたくさんいただけて、興味を持っていただくことができたように感じます!!」と元気に話をしてくれました。とても上手に発表出来た様子です!

 前施設長が掲げて下さった、「OTT(穏やかに 丁寧に 適切に)」という、平和寮の職員が子供たちに関わる際に心がけておくべき姿勢に関する、ここ数年の寮内の取り組みについての発表でした。講評の桃山学院大学の松端先生からも、高い評価を頂けた様子です。応援に駆けつけた職員も、「平和寮で頑張って取り組んでいる活動が、ステキな形で皆さんに知ってもらえて良かったー!」と、喜んでました。
 
発表を担当してくれた職員は、忙しい中での発表準備等大変だったと思いますが、苦手な事へのチャレンジだった分、得るものも大きかったのではないでしょうか?
 
 本当にありがとうーー!!お疲れ様でしたーー!! ^_^

 ※OTTの取組みについての詳しい内容は、こちらをご覧下さい。
 http://www.pref.osaka.lg.jp/chiikiseikatsu/shogai-chiki/gyakutaibousi-jirei.html
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