アテナ平和 施設日記
アテナ平和 施設日記
【特別編】密着第二弾!わかばIさんの一日①
2017-07-05
現在、大阪市では障がいをお持ちの方々やご家族からの相談に応じる為の窓口が設置されています阿倍野区におけるその窓口となるのが“わかば”です大阪市から委託を受けており、正式名称を「阿倍野区障がい者支援センター わかば」と言います“阿倍野区代表”“相談支援の核”という壮大で要塞のような事業所をイメージしてしまいそうになりますが、実際にはこじんまりとした事務所に、この上ない程に温厚なスタッフが勤務しています今回はこの“わかば”に勤務するIさん(入職13年目)の一日に密着したいと思います
よく我々の業界では「現場支援」という言葉を耳にしますこれは入所支援、生活介護、就労支援、短期入所、グループホーム等で使われる事が多く、相談支援は「現場支援」に該当しないと思っている方がいるようですが、相談支援も立派な「現場支援」なのですそれぞれのサービスの利用を開始する前、多くの方が相談支援事業所を訪れていますどういったサービスをどれくらい必要としているのかまた今後どういった見通しでサービス利用を進めていくのか等、全て相談支援事業所のスタッフが利用者さんやそのご家族さんと入念に話し合って考えられていますでは利用者さんに関るのはサービス利用前だけなのかというと決してそうではなく、サービス利用開始後のモニタリングであったり、他機関との連絡調整を行ったり、時には余暇として調理実習や遠足などにも出かけますこれは極一部で、他にももっとたくさんの業務があり、そういった観点から相談支援はまさに「マルチ現場支援」と言えるでしょう
①わかばの業務は朝9時から始まります。時計が9時を告げると電話が忙しく鳴り響き出します。利用者さん・事業所・役所等など、様々な方面から問い合わせの電話がかかってくるのです。それだけでもこの地域におけるわかばの重要・必要性が分かります。Iさんの一日はその電話対応から始まります。「電話では顔が見えない分、直接会って話す時よりも一層言葉使いや話す速度・トーンに気をつけています。一日通し電話対応の回数が多く、業務の後半になると無意識に疲れが出てしまいそうになりますが、電話を下さった皆さんへ公平な対応ができるよう心掛けています」とIさんは言います。よく「傾聴」を心掛けるようにと言いますが、Iさんの電話対応はそのさらに一段階上のクオリティでした!
②一通り電話の対応が落ち着いた所で休む間無くパソコンへ向かいます。ここでは最近相談を受けた利用者さんの支援計画の作成を行っています。相談支援のスタッフは利用者さんが目指しているゴールへの道案内人であり、その方に携わる機関や資源との“つなぎ”の役割を担っています。Iさんはよく「僕はコロッケの中の卵なんです。美味しいコロッケ(利用者さんが望む生活をかなえるための支援計画)を作るために“つなぎ役”の姿勢でパソコンに向かうんです」と話しています。
③颯爽と自転車にまたがり利用者さんのお宅へ向かいます。これは「訪問」と呼ばれる業務で、直接わかばへ来所することが困難な方や、生活環境の状況確認が必要な場合スタッフが利用者さんのお宅へ伺います。多い日には一日4件以上のお宅を訪問することがあるそうで、「移動時間が勿体無いんです」と言い目にも止まらぬ速さで出かけて行ってしまいました。写真は奇跡的に写せた一枚です。
プール開放のお知らせ
2017-07-02
いよいよ夏本番ですね 毎年恒例となった夏季イベント「アテナ平和プール開放」を今年も実施することになりましたので、お知らせ致します 対象になるのはオムツの外れた幼児さんから小学校低学年のお子様です 7月24日から8月3日(土日除く、雨天中止)の期間、アテナ平和の緑化スペースにプールを用意して待っております 昨年同様、スタンプを3つ集めると景品がもらえますので、プールに来てスタンプを集めて下さいね
それと夏のイベントと言えば「夏祭り」ですね 現在スタッフ全員で着々と準備を進めております こちらの詳細も後日公開致しますので、今しばらくお待ちください
ふれあい花づくりリレー②
2017-06-30
こんにちは
阿倍野区のふれあい花づくりリレーについて、前回お伝えしてから約半月が過ぎました
アテナ平和のみんなの愛情で大きく育ったお花の苗を植え替えましたよ
施設長から花の植え替えの方法を教えてもらい
ご利用者と一緒にチャレンジです
黒いポットから苗を取り出して、根元をほぐしてから土に植えていきます
力の加減が難しかったようでしたが、
皆さん楽しそうに植え替えをされていました
最後に水をたっぷりあげて終了です
アテナ平和の玄関まわりや、緑化スペースにプランターを置いています
今後の成長もお楽しみに
生活介護メロディ 緑化計画【~寄り道編~】
2017-06-26
「こだわり編」からなかなか進展がない緑化計画… 「完結編」へ進めようと本腰を入れました が、しかし… 着手しなければならない所について考え出すと他の所が気になり始めてしまいましたこれはまさに「テスト勉強をしなければならない時に部屋の模様替えをしてしまう病」ですね病を早く治すべく、看板やダストボックス、勢いに乗って自転車を並べる地面にまで模様替えを施してしまいました さぁ後はお洒落な緑が生い茂る玄関に向かってラストスパートです
【特別編】密着!スバルSさんの一日③
2017-06-23
⑦14時から午後の活動が始まります。午後は午前とはまた違ったグループ編成を行っており、それぞれのグループで創作や運動、ブリッジから下請けたタオルのたたみ作業、散歩や映画鑑賞、時には利用者さん間でのミーティングも行っています。今日のSさんは明日自分が所属するグループの外出を控えているということで、午後からは現場を抜けて買い物へ出かけました。「買い物やデスクワーク等の直接利用者さんと関らない仕事は、勤務を終えてからする」という福祉はもう時代遅れです。「仕事は勤務時間内に」というのが今の福祉のスタイルなのです。時間通りに仕事を終わらせ、充実したアフターファイブを送ることが、また仕事へプラス要素をもたらすのです。
⑧15時のティータイムを終えると、利用者の皆さんをご自宅へ送迎させて頂きます。その後活動フロアは日中の騒がしさが嘘のように静まり返ります。Sさんはいつもその静けさの中で今日の自分の支援を振り返るそうです。そこで後悔が生まれることもあれば、達成感やさらなる課題を見出すことがあるそうです。これからもぜひ頑張ってほしいものです!
17時で日勤スタッフの業務は終了となりますが、その前に終礼を行います。朝礼同様、今日の業務に携わったスタッフが介して意見を出し合える貴重な時間です。
17時で日勤スタッフの業務は終了となりますが、その前に終礼を行います。朝礼同様、今日の業務に携わったスタッフが介して意見を出し合える貴重な時間です。
今回の密着取材に協力してくれたSさん、本当にありがとうございました入社2年目といえば、色々悩むことも多い頃だと思いますですが、その中でもSさんなりに自分の支援の振り返りを行い、積極的に周りのスタッフへ質問や意見をしておられましたまさにアテナ平和が誇る「人財」だと感じました
このような形で、できれば今後も全事業対象に密着取材を行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします
このような形で、できれば今後も全事業対象に密着取材を行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします